
韓国大手事務所JYPプロデューサーのJ.Y.Parkさんはこう述べてます。
『第1世代のKーPOPは、
韓国音楽を海外に広めていくこと。(輸出)
第2世代は海外から人材を連れてきて
韓国のアーティストと混合させること。
第三世代のKーPOPとは海外人材を育成し
プロデュースして排出することだ』
はじめに
今回はKーPOPの今後について話します。
K-POPの世代区分はどうなると思いますか?
定められた分類基準はないですが、
SMとJYPはこのような認識でいます。
90年代後半にスタートしてから現代K-POPの歴史は3つの世代に区別することができると考えられています。現在は第2世代です。また第3世代に移る過渡期として見ることもできます。
第1世代
K-POP 1世代は韓国の文化コンテンツを海外に輸出し始めた時期です。ここで韓国の文化コンテンツはアイドル‧音楽だけでなく、韓国ドラマや韓国映画なども含みます。2000年前後の韓国の大衆文化が日本と中華圏を中心に人気を呼んでて『韓流』という言葉が誕生しました。
第2世代
K-POP第2世代は韓国と海外アーティスト‧企業が協力‧融合し始めた時期です。韓国企画会社のオーディションで外国人メンバーを入れ始めた。K-POPグループは海外企画会社と契約を結んで現地化戦略で海外市場を直接攻略し始めた。
第3世代
K-POPが進んでいる第3世代は有望な人材を育成‧プロデュースするK-POPシステムが海外に輸出される時期です。従来のK-POPグループプロデュースシステムをメンバー構成だけでなく活動の舞台でも、完全な現地化を追求する。国内活動で成功を収めた後、海外市場に進出する既存のモデルとは異なり、初期のオーディション‧企画‧流通などすべての過程を完全に地元のカスタマイズに進行するという点では第1・2世代のK-POPとの違いがあります。
問題点・課題について
1)初期段階での高い生産コストと低収入
第1・第2世代のK-POP業界は大きな成功を収めたが、同時に対内・対外問題を持ってました。現在K-POP業界は練習生の選抜から教育、企画、プロデュース、アルバム制作、プロモーション、マネージメントまでの全過程を芸能企画会社が全責任を負うシステムです。このような構造は、高レベルの世界的な傾向に迅速に足並みを合わせたトレンディな音楽という派手な一面の裏腹に不公正契約‧過度のプライバシー規制‧企画会社という影があります。
高い初期制作費用と練習生‧グループの初期の段階での低収入という問題が発生しました。アルバムとグッズの販売、単独コンサートの進行などの主要な収益モデルが完成する前に認知度を積んでファン層を形成し始めるこの時期は新人K-POPグループは赤字覚悟でするしかありません。練習生の費用を「投資」と認識しているいくつかの企業を除いてほとんどの企画会社がデビュー以来K-POPグループのメンバーに練習生時代の教育費と制作費を「請求」します。なのでメンバーは一定額に達した後ではないとこれまでのグループの収益を給料として受けれません。


企画会社は、練習生‧グループの初期段階で収益率を高めるために様々な方法を試みます。代表的なものは練習生たちにも認知度を高めてファン層を形成することです。初期段階で練習生時代からのファンの参加を促して練習生の成長ストーリーを販売し早い時点で独自のファン層の層を作成します。これが練習生を対象にしたオーディション番組などがビジネスモデルで確立された理由です。
2)対外問題:国際政治紛争でメンバーリスク 海外市場攻略のために、海外企業‧アーティストとのコラボレーションで形成された多国籍K-POPグループは、国際政治的葛藤という対外的なリスクがあります。ex)2016年サード報復ではK-POP産業に影響を受けました。個々のメンバーに対するリスクも大きかったです。グループの一部のメンバーが任意の契約を破棄した場合に、グループ全体の活動が停止されることもある。これによる損害あまりにも大きい上、再プロデュース費用も追加でかかります。
最後に
第3世代のK-POP産業は、1,2世代K-POP業界の問題点を補完するために完璧な現地化を追求します。SMは今年1月、「WayV」と呼ばれる中国現地のグループを発足させました。韓国人は一人もいません。中華圏のメンバーが多数含まれている多国籍グループです。JYPも中国人で構成されたグループを中国でデビューさせました。これらはすべて中国で選抜され韓国のJYPトレーニングセンターで教育を受けた後、中国でデビューしました。パク・ジニョン代表が明らかによると、第3世代のK-POPモデルは次のように行われているようです。まず目標となる地元の市場で練習生を選抜します。その後、韓国でダンス‧ダンス‧ボーカル‧体力管理‧人格教育を受けます。そして最終的に地元の市場でデビューします。また選抜からトレーニングを経てデビューまでの過程をリアリティ番組で製作し、現地で放映します。 第3世代のK-POP業界のビジネスモデルは、中国‧日本の嫌韓感情など不確実な対外変数を避けることができるという点で利点があります。また、目標の市場の人気を韓国K-POPグループのいくつかの外国人メンバーが牽引するのではなく、地元のK-POPグループ全体がブランドパワーを持たせますので、メンバーのリスクも分散されます。K-POP業界はさらに広がりなることが予想されます。
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(Way V 公式Twitterより引用)
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